侵略者のパネース(天理)が宇宙からやって来る前の原初のテイワットには月が3つあってそれぞれに月の神がいた。パネースとの戦争で月は砕け散ろうとしていたときに一番神秘的な月の虹月はアビスの力を取り込むことで生き延び、赤い月に変化した。この赤い月(赤月)を信仰する国家がカーンルイアだったが、ある日を境にカーンルイアの国王は赤月への信仰を禁止し、黒い太陽(黒日・アビス)を信仰することとし、赤月への信仰を続けている人間とその血筋を秘密裏に処分するよう臣下(レリル)に命令した。月の狩人という呼び名は赤月の狩人という意味である。レリルは自分の仕事を婚約者には隠していたが、次の処分対象のリストを見ていると婚約者がリストに載っているのを発見してしまう。実は赤月の血が流れていた婚約者と国王からの命令を天秤にかけたレリルは婚約者を選び、クーデターが起きたのを機に国王に反旗を翻す。クーデターの最中、自分の幸せは国を良くすることでもアビスに染まってしまった国王を討つことでもなく、婚約者との普通の生活だと気づいたレリルはクーデターを抜け出して一緒に逃げようと婚約者の元へ向かう。しかしレリルに自分の出自がばれてしまったと悟った婚約者は、赤月に隠された秘密の扉の先に逃げてしまう。赤月の秘密の扉を通るには莫大なエネルギーが必要で、国中に蔓延していたアビスからの囁きにより、月の扉を通るためアビスに身を委ね、強力な力を得たレリルは賢者、預言者、極悪騎、黄金、月の狩人からなる五大罪人の一人となった。