お前はカモネギだ.mp4

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これ名言

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  1. ミラージュはAPEX GAMEのシーズンの合間の休暇中、ミラボヤで世界を旅をしていた。
    とある辺境の島に着陸すると、浜辺に1匹のポケモンが傷つき倒れていた。

    ポケモンの名は、カモネギ
    どうやら群れで移動していた際に大型の鳥ポケモンに狙われて翼を怪我をしてしまい、飛べなくなってしまったようだ。
    ミラージュはカモネギをミラボヤ内の寝室に運ぶと、APEXで培った応急処置でテキパキと手当をする。初めは警戒していたカモネギだったが、いつの間にか寝息を立てて眠ってしまっていた。

    それからおよそ丸一日後、カモネギは目を覚す。
    どうやら助けてくれたミラージュに恩を感じているようで、ミラージュの後をトコトコとついてくる。

    島での生活はミラージュとって、とても楽しいものになった。四兄弟の末っ子として育ったミラージュにはカモネギはまるで年の離れた弟のように思え、何処へ行くにも一緒だった。

    島に着陸してから1ヶ月が経つ頃、カモネギの傷は完治し、以前のように飛ぶことが出来るようになっていた。
    同時期にミラージュの端末に通知が届く。
    『APEX GAME、新シーズン開始予告』
    別れの時は、すぐそこまで来ていた。

    ミラージュとカモネギはミラボヤに乗り、初めに出会った浜辺の上を飛んでいた。
    いつになく真剣な眼差しのミラージュとは対照的に、ニコニコと笑うカモネギ。
    ミラージュは空の先を指差すと、そこにはカモネギの群れがいた。お前はあそこに帰れと告げる。
    唐突なミラージュの言葉に驚くカモネギ。
    離れたくないと、ずっと一緒にいたいと翼をばたつかせて鳴く。
    しかし、ミラージュの意思は変わらない。危険なAPEXに大切なカモネギを巻き込む訳には行かないからだ。

    「お前はカモネギだ」

    ミラージュは心を鬼にし、冷たく言い放つ。
    カモネギはそれを聞くと、泣きそうな顔でサイドデッキから飛び立ち群れへと帰っていく。
    カモネギが群れに合流する頃には、既にミラボヤは小さくなっていた。

    突如、空に軽快なミュージックが鳴り響く。
    驚いたカモネギが振り返ると、巨大なミラージュのホログラムがカモネギに手を振っている。

    泣きながら手を振り返すカモネギ。
    彼は一生、その光景を忘れないであろう。
    そしてもう1人の彼もまた、この辺境の島で過ごした日々を、一生忘れなかった。

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